能登不動産株式会社
私たちの仕事について
被災者支援・住宅供給事業を担ってくれるスタッフを募集します。
ーーーー
能登町宇出津で20年続く、地域密着型の専業不動産・能登不動産株式会社(2019年法人化)。
震災以降、従来業務に加えて、住宅困窮者への居住支援を行っています。
社長,社員1名とパートタイム1名という、小さな地方の不動産屋さんですが、令和6年能登半島地震以降、
約100件/月の問い合わせ電話の対応、被災者の住宅相談、空き家調査など日々の業務は多岐にわたります。
①不動産仲介業
不動産の売買、賃貸など能登町および近隣の市町の不動産仲介業を行っています。
②不動産管理業務
賃貸物件の管理業務です。
奥能登の賃貸物件の入居率は常に100%を推移し、入居者からの問い合わせ対応や、
賃貸物件の修繕相談、能登が初めてという方に対しては、周辺の暮らし情報も提供します。
③空き家バンク業務
市町から空き家バンク事業を受託しており、空き家調査を行っています。
移住相談窓口と連携し、移住者が求める物件の提供や、地域住民からの空き家相談にも対応しています。
④「くらしの相談窓口」業務
令和7年から、能登半島地震被災者支援として「くらしの相談窓口」を開設。
これまでの住宅相談に加え、被災者支援に特化した、士業連携型の相談窓口です。

【能登不動産からのメッセージ】
令和6年能登半島地震は、能登で暮らす私たちの生活を一瞬にして変えてしまいました。
多くの住宅が公費解体され、やむなく能登を離れていく人、閉業を選択せざるを得ない事業者、
これからの私たちの生活がどうなっていくのか、1年たってもまだ先が見えない不安な日々。
それでも能登で暮らしていきたい人達がいます。
能登不動産の使命は、能登で暮らしたい人達が暮らしていけるよう、住宅供給をしていくこと。
わたしたちは、住宅・テナントという「箱」を、単なる点として捉えるのではなく、
地域全体のくらしの一部、すなわち 線や面の構成要素のひとつとして考えています。
その「箱」に機能を持たせ、そこに住む人達の暮らしが豊かになる仕組みを作る
という視点を復興のエンジンとしていく。
能登の小さな不動産屋さんの挑戦に、一緒に取り組んでいきましょう。

R7年度は契約社員として、それ以降は正社員としてお仕事していただくことを検討します。
▽仕事内容
◎被災者支援相談窓口業務
被災者から寄せられる住宅と暮らしの相談窓口業務。
不動産の相談は多岐に渡るため、士業および行政とも連携し、
相談者1人1人に寄り添う対応が求められます。
◎住宅供給
空き家バンクをはじめ、能登不動産の住宅ストックから
被災者のニーズに合わせた住宅の供給を検討します。
◎街を作る・機能する「箱」不動産事業の検討
今後の能登の暮らしを考え、必要な機能を持たせる「箱」=不動産を
どのようにつくっていくのか、どのように被災者に提案していくのかを一緒に考えていく事業です。
募集要項
テーマ | 地域活性化・まちづくり 被災地復興 建築・住・リノベーション |
---|---|
職種 | 中間支援 事務・サポート業務・秘書 対人支援(教育・保育・医療・福祉) |
雇用形態 | 契約社員 |
組織形態 | 営利企業 |
その他のキーワード | 地域活性化・まちづくり 移住・多拠点居住 |
期待する成果 | ・「奥能登くらしの相談室」が奥能登の被災者一人一人の暮らしの 不安に応えられていること ・被災者が暮らせる住居が提供できること |
対象人材像 | □対象人材像 ・人と話すことが苦ではない方 ・諦めることは全ての終わりじゃないと考えることができる方 |
応募資格 | ・不動産屋さんのお仕事に興味がある方 ・PCおよびオフィスソフトウェアなどを使える方 ・能登不動産(能登町宇出津)が通勤圏である方 |
歓迎条件 | ・不動産業務経験者 ・営業職経験者 ・広告宣伝、プロモーション業務経験者 |
新卒エントリー | OK |
未経験者エントリー | OK |
勤務地の住所 | 石川県鳳珠郡能登町宇出津タ字77番地14 |
勤務形態 | 出社 |
勤務時間 | 9時~18時 |
就業期間 | ~令和7年11月末 |
給与 | 月給 200,000円〜250,000円 |
福利厚生 | 労働保険、社会保険 |
休日・休暇 | 週休2日 |
職場の雰囲気 | こじんまりとした事務所です。 地域の人がふらりとお茶を飲みにきたり、お困りごとを相談しにきたり。 不動産屋さんは、地域の暮らしを支える大事な仕事。 業務繁多で忙しい毎日ですが、少人数精鋭で頑張っています。 |
選考プロセス | 応募選考させていただき、担当者と弊社代表取締役にて面接を行います。 |
一緒に働くスタッフからのメッセージ

支援職員 水上志都
地方の不動産屋さんは、毎日とにかく忙しいです。
日々10件以上の電話対応を行い、管理物件や家主さんからの様々な相談対応と家賃管理、
そして、物件を探してらっしゃる方々の対応など、少ない従業員で対応するので、一日があっという間に終わってしまう、そんな感じ。
不動産屋さんの仕事は、言ってみれば、来社される人たちの「生活」を一緒に考えることと思います。
震災後は特に、来社される相談者の皆さんのこれからの生活を不動産屋さんとしてどう支援できるかを、日々考えて仕事をしています。
しんどい時もありますが、不動産屋さんだからできること、不動産屋さんでしかできないことがあると信じて、
能登のこれからの30年を作る不動産事業に取り組んでいきます。
-プロフィールー
2015年に東京から能登町に移住。古民家宿の宿主でもあります。
震災以降、(株)能登不動産のパート職員として従事。被災地において不動産屋さんが果たす役割の大きさに奮起。
玉地社長と共に、能登不動産が被災地の生活再建支援のエンジンとなるべく、相談窓口の開設、被災者ニーズに沿った住宅供給検討など、新たな取り組みにチャレンジ中です。