【右腕プロジェクト】七尾・中島町でみんなの居場所をつくるコミュニティデザイナー募集! | 能登で働く

【右腕プロジェクト】七尾・中島町でみんなの居場所をつくるコミュニティデザイナー募集!

私たちの仕事について

震災から2年。住民とともに“これからの拠点”をつくる右腕を募集します。
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こちらの募集は、一般社団法人能登復興ネットワーク(略称:NRN)が実施している『右腕プロジェクト』における求人となります。
『右腕プロジェクト』とは、能登半島地震からの復興に向けた事業・プロジェクトに取り組むリーダーを支えるために、「右腕」となる人材をマッチングし派遣する取り組みです。本求人における右腕マッチング先は「NPO法人CFFジャパン」となります。(契約形態:能登復興ネットワークとの「業務委託契約」となります、予めご了承ください。)

■ NPO法人CFFジャパンとは
これまで海外ワークキャンプやこども支援を中心に行ってきた団体です。
2024年1月の能登半島地震後、能登に居住しているメンバーを中心に大学生が地域に関わりボランティア活動を行ったり、地域の拠点づくりを進めています。

■ 被災のまちに、希望の明かりを灯す
CFFジャパンの新たにスタートするプロジェクトとして、活動拠点であった七尾市中島町外地区にて、“つながりをもう一度育む場所” としてコミュニティハウスの建設を計画しています。
このコミュニティハウスプロジェクトでは、休眠預金事業による助成を活用し、現在は住民との対話を重ねながらプランニングを進めている段階です。
次のステップとして来年の本格的な拠点設置フェーズに向け、2026年1月末までにプランニングフェーズを経た事業計画書を提出する必要があります。
しかし現在のプロジェクトメンバーは建築士であり事業責任者でもあるメンバー1名のみ。
住民とのコミュニケーションを行い得た情報を運営計画に落とし込み、ハードの部分に引き継ぐ、“右腕”の存在が不可欠です。
今回、地域に寄り添いながら計画を前へ動かす 「コミュニティデザイン担当」 を募集します。

▽仕事内容

◎ 1月前半:住民対話と要件整理(現地滞在)
プロジェクトの全体像を把握し、地域理解を深める
地域のキーマンとの関係構築
運営に必要な機能・体制の素案づくり
住民の声を引き出し、リーダーと共にニーズや価値観を整理

◎ 1月後半:合意形成プロセスの設計(現地滞在)
住民対話を通じて得た情報をまとめ、設計士の図面作成に反映
住民側と運営イメージをすり合わせ、チームメンバーを結成
コミュニティハウスの運営方法の具体化、拠点設置フェーズ申請のサポート

◎ 2〜6月:運営計画の具体化とチームづくり(オンライン中心)
2月までに整理した構想を、収益性も含めた実行可能な計画へブラッシュアップ
準備会チームの立ち上げサポート、住民が主体的に動ける体制づくり
建設プロセスの住民巻き込みのサポート
計画の進捗管理、人材集め、体制づくりのサポート

募集要項

テーマ地域活性化・まちづくり 被災地復興 建築・住・リノベーション
職種コミュニティデザイン・プロジェクトマネージャー
雇用形態業務委託契約(契約主体:一般社団法人能登復興ネットワーク)
組織形態社団/財団
その他のキーワード地域活性化・まちづくり ソーシャルビジネス・NPO
期待する成果これから作りたい未来が言語化され、住民が関わっている協力的なチームが形成されている状態
対象人材像・社会人経験があり、メール、電話などのビジネスにおけるコミュニケーションが取れ、PC作業を不安なく行える方
・期間限定の仕事のため、フリーランス、もしくはこの機会を使って自分の仕事を作っていく意欲のある方
・地域づくり、コミュニティづくりなどに関心のある方
・「右腕」としてリーダーが目指す未来に共感をし、共に活動ができる方
応募資格・社会人経験3年以上 
・PCスキルのある方(Google系)
歓迎条件・プロジェクトマネージャー経験
・コミュニティ施設の運営経験
・不動産事業計画、地域の場づくりの経験
新卒エントリーNG
未経験者エントリーNG
勤務地の住所石川県七尾市中島町外地区 (のと鉄道西岸駅から徒歩10分)
勤務形態1月中は現地での滞在勤務
2月~6月はリモート勤務中心
勤務時間要相談
就業期間2026年1月〜2026年6月
給与月給 150,000円〜300,000円
※1月は活動量が多いため最大30万円(要相談)
 2月〜6月に関しては10〜13万円
福利厚生自宅から現地までの交通費、宿泊費は補助あり
休日・休暇基本的に土日祝日。※イベントがある場合を除く
選考プロセス▼ NRNコーディネーター面談
▼ CFFジャパン担当者との面接
▼ 採否通知

代表からのメッセージ

事業責任者 森野和彬

今、能登や私たちの地域では、『あったはず』の未来が失われました。

特に私が気がかりなのは、ここに暮らせたはずの人たちが居なくなり、地域がバラバラになることで失われる、暮らしの文化、里山里海とともにあった地域の営み=『日常の消滅』です。

では、私たちはこれから何を目指せばよいのか?
悩みながらも考えたことは、
『なかったはず』の未来を現実にする。
ことです。
災害により能登に関わった人と地域の人、内外の人とともにつくる、
『なかったはず』の未来。
新たな日常を描き、現実にする。
簡単なことではないと思いますが、私と地域とともにそこに向かうことに、チャレンジしてもらえたらと思います。

-プロフィールー

1982年生まれ  神奈川県藤沢市出身
atelier morinoto 代表 (建築や暮らしの場をデザイン)
認定NPO法人CFFジャパン理事

2019年より、築150年の七尾市中島の伝統的民家を引継ぎ、拠点を持つ。
2022年より、地域の同世代の仲間たちと、大切にしたい能登の暮らしを味わう体験プログラム等を開催し、地域外から能登に関わる人が生まれる接点づくりを始める。
地震の前年2023年5月より、次世代に民家をつなぐモデルとして自宅の改修工事に着手。
約半年間の改修工事が2023年12月末で、ほぼ終わったタイミングで2024年1月1日、能登地震が発生。

自宅は「半壊」となるが居住可能と判断できる損傷であったため、
自宅を活動拠点にNPO法人CFFジャパンの国内活動チーム(インターローカル)の仲間とともに、災害支援に入り、現在まで1年11ヵ月継続。
身近な地域の被災者を中心とした『顔の見える関係を礎に』を活動テーマとしている。