「一刻も早く復旧させる」大地震で傷んだインフラ修復の請負人たち。
穏やかな海に面する、自然豊かな石川県七尾市。能登半島の真ん中に位置するココは、ほどよい都会さがあり住みやすい町です。
そんな七尾市にある巻建設株式会社は、「地域を守り、ゆたかに暮らす」をテーマに、地域社会の基盤づくりに貢献する会社。
道路、橋梁、河川、港湾など、生活に不可欠なインフラ設備を作ったり直したりする役割を通じて、安全で快適な暮らし環境の実現に尽力しています。
そして、2024年に発生した能登半島地震&豪雨災害からの復旧・復興においては、道路をはじめ、災害により大きくダメージを受けた数々のインフラ設備を「一刻も早く復旧させる」という、住民一人一人の生活が立ち直っていく過程に欠かせない、大きな大きな役割を担っています。
少なくともこの先10年ほどは、このまま災害復旧・復興に伴う公共工事が続く見込みで、仕事は途絶えることなく続いていくでしょう。
その中で巻建設は、復興後の未来を見据えて、この「土木」という奥深い世界の未来を共に拓く、新たな若き仲間を募集します!
掘っていくと奥深すぎる、手ざわり感が魅力の「土木」の世界。
「建設土木の仕事」と聞くと、きっと多くの方が「現場作業」をイメージするように、人類の長い歴史と共に発展してきた「土木の世界」は、人力から重機へと機械・技術の発展を伴いつつも、昔も今も変わらず、「とても物質的かつ実存的な世界」です。
言い換えるならば、「手ざわり感」そのもの。ホワイトカラーと言われる業界のように、毎日パソコンや机上で物事が動いていく世界とは異なる、圧倒的な”手ざわり感”や”目に見える結果”にあふれた世界。それがこの世界の神髄なのかもしれません。
この求人記事の執筆に際し、「土木」という言葉の不思議な存在感に惹かれて、その言葉の意味を調べてみると、意外にもこの土木という言葉、ひいてはその歴史に心を動かされたので、ご紹介しておきたいと思います。
人間は、長い歴史を通じて、常に土木という営みによって自然環境を変え、そこにさまざまな構造物を築くことで、安心して暮らせる環境を作ってきました。その際、最初に欠かせないのが「土地を平らに整える」作業です。つまり、土木の始まりは「土」にあるといえます。さらにその後の、構造物をつくる過程では、今も昔も、重要な資源として「木材(森林資源)」が利用されてきました。その流れから、「土木」という言葉には「土」と「木」の文字が含まれるようになったと言われています。このように、時代が変わっても、人と土地との結びつき、そして木材をはじめとする自然の恵みを生かしながら、安全で持続可能な社会をつくることこそが、土木の本質なのだと言えると思います。
人類の歴史と共に、常に一緒に発展してきた土木の歴史の深さが、言葉そのものの存在感になっているのだと深く納得しますね。


能登の地で、巻建設で働く魅力とは
巻建設もまた、建設・土木の長い歴史を受け継ぎつつ、七尾の土地に根付いた”ものづくり”をしてきました。
その対象は、地面や地下、海、山、川など、能登の自然を相手にしたスケールの大きな仕事です。通常は、5名ほどのチームで業務にあたり、チーム内で分担した役割をそれぞれが果たしながら、完工を目指します。まさに自分たちの手で作り出した成果が目に見える仕事なので、完工の感動はひとしおです。また、1人仕事ではなく、喜びをチームで共有できることも魅力と言えますね。
自分の手がけたものが、長い時間「カタチ」として残り、人々に利用され、地域の安全につながっていく。とても意義深い仕事です。
巻建設では、主に国土交通省、石川県、七尾市など行政から受注する仕事を通じて、生活インフラを整備しています。
1. 地域への貢献とやりがい
創業以来、地元に根付き人との絆を大切にしてきたことで地域からも愛される企業です。
インフラを支え、人々の暮らしを守ること。災害からの復旧工事はもちろん、将来の災害リスクに備えるための取り組みや、日々の生活を豊かにする基盤づくりに直接携わることで、大きなやりがいと達成感を感じることができます!
2. 経験不問!「土木世界」の未来を拓く人材を育成
「建設業界は初めて」「資格がないから不安」・・・そんな方もご安心ください。
巻建設では、未経験の方や資格をお持ちでない方も積極的に採用し、入社後の資格取得を全面的にサポート。経験豊富なベテラン社員が丁寧に指導し、一人ひとりの成長を後押しします!
また、むしろ未経験者だからこそ、建設土木という地域社会には欠かせない仕事の価値を、新しい視点や角度から問い直し、さらに若い人材が活躍・成長できる業界へ押し上げていける可能性が高いはず。巻建設が、若者が集まり活躍していける会社となっていくためにも、ぜひ新しい視点をもたらしてくれると嬉しく思っています!
3. 残業なし!働きやすい環境を整えて、安心して長く働ける会社を目指しています
土木というと、キツい肉体労働というイメージがあると思いますが、昨今は、国も働き方改革の推進に力を入れているため、特に建設業界では、作業員の肉体負荷軽減や安心して働きやすい環境整備のためのルールも厳しくなり、その結果が現場に反映されてきています。
そのような業界の変化に加えて、巻建設では、週休2日制(変則)で、基本的に残業はありません。作業エリアは七尾周辺が多いため、自宅からの直行直帰が可能です。社員さんたちのワークライフバランスを重視し、現場の声を取り入れた働きやすい環境を整えることで、現在は定着率も高く、ベテラン社員が多数活躍しています。従業員の年齢層は高めで落ち着いた方が多いわが社ですが、今後も年齢や経験に関わらず、誰もが長く安心して働ける職場づくりを目指していきます!

▽こういう方と一緒に働きたい
巻建設が求めるのは、【5年・10年先の巻建設を支えてくれる方】です。
震災からの復旧・復興を速めるためのスピード感も大切であり喫緊の課題として人手不足があります。
しかし、一時的な「腰掛け」仕事ではなく、七尾で長期的に働きたい方こそ迎え入れたいと考えています。
建設関係の仕事経験のある「即戦力」の方はもちろん、異業種や女性からのチャレンジも大歓迎です!
【巻建設が求める人材】
◎働き方に関する姿勢
・建設の仕事に腰を据え、長期的にキャリアを築きたい方
◎仕事への向き合い方
・真摯な姿勢で真面目に業務に臨める方
◎人間性
・チームワークを大切にし、柔軟性・協調性をもって働ける方
募集要項
| 会社名 | 巻建設株式会社 |
|---|---|
| 公式WEBサイト | https://www.makikensetsu.co.jp/ |
| 募集職種 | ①現場監督(見習い含む) ②重機オペレーター&土木作業員 ③土木作業員 |
| 雇用形態 | 正社員 |
| 仕事内容 | ①現場監督 工程・安全・品質・予算などを管理し、工事が計画通りに進むように現場を取り仕切ります。 ②重機オペレーター 大型建設機械を操作し、建設現場や工事現場で土砂の掘削、整地、資材の運搬などを行います。 ③土木作業員 重機による作業補助や、掘削、コンクリート打設、運搬、整地など物理的な作業などを行います。 |
| 給与・手当 | ①現場監督 :基本給 250,000 ~ 400,000円 ②重機オペレーター:基本給 250,000 ~ 330,000円 ③土木作業員 :日給 12,000 ~ 15,000円 ※経験、能力などを考慮し当社の規定により決定します。 |
| 昇給・賞与 | 昇給/年1回 賞与/年2回(8月・12月) |
| 諸手当 | 通勤手当(5,000~15,000)※マイカー通勤可 残業手当(固定残業を超える分) |
| 待遇 | ・社会保険完備(健康保険・厚生年金保険・労働者災害補償保険・雇用保険) ・社内研修制度 ・資格取得支援制度 ・退職金制度 ・産休育休制度 ※試用期間3ヶ月(待遇同一) ※待遇条件詳細については応相談 |
| 勤務地 | 七尾市内 |
| 勤務形態 | 出社(直行直帰可能) |
| 勤務時間 | 8:00~17:00(実働7時間30分/休憩90分) |
| 休日・休暇 | 《休暇・休日》 年間休日120日 日曜日・祝日・その他会社カレンダーによる。 年末・年始休暇、GW休暇、夏季休暇、慶弔休暇、産前産後休暇、育児休暇、介護休暇 《有給休暇》 入社6ヶ月後より10日付与 |
| 応募資格 | ・高卒以上 ・普通自動車運転免許(AT限定可) |
| 求める人材 | ①現場監督:施工管理技士資格(1or2級)をお持ちの方 ※無資格の方や女性も大歓迎!!!(入社後に資格取得サポート有) ②重機オペレーター:重機の資格(資格の種類については要相談) ③土木作業員:資格不要(入社後に資格取得の各種サポート有) |
一緒に働くスタッフからのメッセージ

総務課 堂垣 裕之さん
総務として会社の円滑な運営と従業員が働きやすい環境を整えるための「縁の下の力持ち」のような役割をしています。
コンプライアンス体制の構築や従業員の安全対策、心身の健康管理までサポートを行い、働きやすい環境づくりを心掛けています。
総務の仕事をこなしながら、現場に立つこともあるので現場の従業員と同じ目線で、仕事を進めることを大切にしています。
今回の募集では年齢も幅広く20代、30代の方から40代、50代の方にも来ていただきたいと思っています!
七尾で「真面目」に仕事に取り組める方大歓迎です!!
<能登で働くコーディネーターから一言>
取材で最も印象に残ったのは、堂垣さんが何度も口にした「真面目に働ける人が第一」という言葉です。
学歴、経歴や資格に重きを置く採用ではなく、あらゆる仕事の根幹にある誠実さや責任感を評価する姿勢に強く共感しました。
(堂垣さんご自身もすごく真面目な方です!)
私が「土木作業は肉体的に厳しく、長く続けるのは難しいのでは?」と疑問を投げかけると、
堂垣さんは「作業の分担や役割の違いを活かして65歳の方もまだまだ現役で働いています!」と語ってくれました。
従業員は高齢な方も多いため、業務負担を減らせるようなシフトや仕事配分にも配慮し長く健康的に働ける職場を目標にしているとのことでした。その言葉から、巻建設が社員一人ひとりを大切にする社風であることが伝わってきました。
巻建設は能登、七尾の未来を創り、守り、支える企業であり、人を大切にする温かさが一番の魅力だと感じました。
余談ですが・・・能登在住の私たちは、毎日、暑い日も寒い日も、朝から夜まで、道路・インフラの復旧工事に力を尽くしてくださる建設関係者の姿を目にしています。昨今話題のAIにはきっと代替されないであろうこの超アナログな世界、そしてそれを支える人間の底力に、毎朝毎昼毎夜、胸を打たれ、感謝の念を抱かずにはいられません。
この場を借りて伝えたい!!!いつもいつも本当にありがとうございます!!