集落営農組織のマネージャーは、未来の村長かもしれない。

整備された集落営農組織で、データを活用して農業に挑戦できる求人。
未経験者はアルバイトから、経験者は将来のマネージャー候補として雇用します。


課題先進地:七尾市釶打(なたうち)地区

今は全国どこへ行っても過疎高齢化をどうするか?と頭を悩ましていますが、ここ七尾市釶打(なたうち)地区は、昭和40年代からその課題に向き合ってきました。

 

向き合い始めたきっかけは、(もちろん、近隣の都市化による人口流出もあるのですが)当時盛んであった林業が衰退したことから。それ後、林業・農業の担い手不足や地域の活力低下に危機感を持った地元有志が、むらづくりに関する協議の場を設立しました。

この系譜をたどっていくと、今回、人材募集をする「農事組合法人なたうち」へと繋がっていきます。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1981年 釶打むらづくり推進会議の発足
 +ハード整備(圃場整備、ミニライスセンターや集会所の建設、道路舗装等)

1992年 釶打ふるさとづくり協議会へ改組
 +住民みんなで考え実践するふるさとづくり
  Step1:祭りの復活、地域資源の発掘など
  Step2:大学生インターンの導入、特産品開発、HP整備 http://natauchi.com/
 +平成26年度 農林水産大臣賞受賞 

2015年 農事組合法人なたうち発足
 +集落営農による効率的な農業経営の実現
  ●ブランド米や能登野菜など地域資源を活かした特産品の生産と直接販売
  ●女性の参画を得た能登野菜等の加工品の製造・販売による6次産業化
  ●耕作放棄地の再生など朱鷺が再び生息することを目指した里山保全

※参考:集落営農とは・・・集落を単位として、農業生産過程の全部又は一部について共同で取り組む組織をいいます。(引用:農林水産省HP

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


農事組合法人なたうちの取り組み

農事組合法人なたうちは、平成30年度時点で、70haの農地を管理しています。
水稲栽培がメインですが、近年は、ネギや中島菜(地場野菜)の生産量も増加中。さらに2年後には100haまで管理することが決まっているなど、釶打はまさに”集落営農”を体現している地区なのです。

 

その70haを今は13名で耕しています。
実はこれって少し多いんですよね。
平地の一般的な農地であれば、7-8名で回る規模とのこと。ただし、この釶打は中山間地の4つの集落の農地を管理しているため、これだけの人手が必要となるのです。

 

しかしながら今回は、単純な農業従事者を募集するわけではないそう。
農事組合法人 代表理事の村田正明さんにその狙いをお聞きしたところ「作業する人はおる。マネージャー業を継承してくれる人がほしい。」とおっしゃいました。

七尾市の小さな地区で集落営農の仕組みが整っているため、農作業ではなく(もちろん農作業も大事なのですが)、企画面、営業面、マネジメント面も強化できる人が重要ではないか、それが農事組合法人なたうちが次のステージへ行く方法であると村田さんは考えていらっしゃいます。


農作業は大事だが、農作業だけじゃ食っていけない。

ここで、本求人の難しいところをご紹介します。

望まれている役割は企画・営業・マネジメントを強化していくこととは言え、基本的な「農業」の知識と経験が無いと務まらないこと。細かな生産目標を立てていても、その年の天候によって収穫量が大きく変わってくるのが農業だからです。

 

逆に言えば、農業の経験が無い方もエントリーのしやすい職場です。

最初に丁寧にイロハを教えてくれますし、集落営農でマネジメントも効いているため、農業に集中できる環境だからです。

 

一方で人をかけて作るなたうちのお米や作物は、一般的なルートで卸していても中々儲けることができません。適切な売り先の開拓、売り策の工夫をして行くその時、バイヤーと交渉ができるレベルの知識が無ければなりません。そういった面でも農業に従事する知識と経験は役立ちます。

 

「売れない米を作ってもしゃーない。売れる米、売れる作物を作っていかならん。」

打ち合わせの中で村田さんが何度もおっしゃっていた言葉。
重みがあって、とても印象に残っています。

 

 


エントリー者に求めること

農業に携わりたいけど未経験・・・!という方向けに、最初の数カ月はアルバイトとして農業体験をする期間を設けることが可能です。

 

イロハはお伝えしますが、そもそも自分が農業という仕事に合うか合わないかをなたうちで経験しながら判断してください。場合によっては辞めることも可能です。

それで問題がなければ、正規職員として雇用します。これは、農事組合法人なたうちとしてもリスクヘッジとなっており、過去の苦い経験から学んだ形になります。

※決してブラックな職場というわけじゃないのですが、都市部と違って給料は高くないですし、小さな集落という生活環境もあって、「初めて」農業に飛び込む方の離脱リスクが高いための処置です。

※農業経験者は正規雇用

 

 

頭とデータを活用しながら、地域と共に丁寧に集落営農に取り組んでくれる方の募集をお待ちしています。

募集情報

会社名 農事組合法人なたうち
公式WEBサイト 農事組合法人なたうち
募集職種 農林漁業者(未来のマネージャー)
雇用形態 アルバイト/正社員
仕事内容 農作業一般、生産管理、販売、農産加工
→ 正規雇用後は、企画・営業の業務も入ってきます
給与・その他手当等 アルバイト契約の場合:時給900円〜、交通費支給 
※正規雇用の場合は月給制で要相談
福利厚生・待遇 社会保険完備(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金)、市営住宅(七尾市より家賃補助有り)または一般空き住宅斡旋
勤務地 929-2204 石川県七尾市中島町上畠6部26番地
勤務時間 8:00-17:00(休憩1時間) ※アルバイトの場合は相談に応じます
休日等 季節ごとの変形労働時間制(週40時間、年間休日101日)
休暇 介護休暇、育児休暇
応募資格、必須スキル 資格:経験不問、普通自動車免許(マニュアル)